経理の採用はなぜ難しい?6つの原因と採用に頼らず体制を整える3つの解決策
経理 業務代行・アウトソーシング
経理の採用は「過去最高難易度」に達しています。
求人倍率は高騰し即戦力人材は大手企業が提示する高年収やリモート環境に流れるため中小企業の求人は埋没しがちです。
本記事では採用難の根本原因を最新の法改正の観点から解明。
採用に固執せず最短1ヶ月で安定した経理体制を築くための「外注戦略」を提案します。
3分でわかるタクシタ経理
ちなみにタクシタ経理では中小企業が直面する「一人経理」「急な退職」「属人化」「人手不足」やこれから記事内で紹介する課題を解決する手法を提供可能です。
特に「急な退職・休職・産休」などについては最短5日でマニュアル等不要で開始することができるため、リカバリー手段としても有力です。
採用にかかる時間とコストをかけずに、教育不要のプロチームが経理部として稼働します。
料金は実働10時間・月額38,000円〜(12カ月プラン)です。

目次
経理の採用市場は売り手市場
経理職の採用市場は、経営者が想像する以上に厳しい売り手市場となっています。
もはや、求人票を出して待つという従来の手法だけでは、自社が求める人材に出会える確率は低くなっています。
経理職の求人倍率は事務系のなかでも高い水準にある
厚生労働省の一般職業紹介状況によると、令和7年度平均の有効求人倍率は1.20倍でした。
この全職種平均に対し、経理・会計事務は事務系職種のなかでも一貫して高い水準が続いており、特に実務経験者に限ると採用の難易度は大きく上がります。
単純な求人数の話ではなく、「求める要件を満たす人が市場にほとんど出てこない」という構造になっている点が問題です。
なぜ「即戦力」が転職市場に全く出回らないのか
経営者が欲しがる「3〜5年の実務経験があり決算を一人で完結できる」人材は、現在の職場でも極めて重宝されています。
その主な理由は以下の通りです。
- 守りの強化:法改正(インボイス・電帳法)対応のため、どの企業も自社の経理人材を手放したくないため
- 好条件での引き留め:優秀な層は転職を考える前に現在の会社から昇給やテレワーク導入などの好条件を提示され、残留するケースが増えているため
中小企業が買い負けてしまう構造的な理由
中小企業が直面しているのは単なる「知名度不足」だけではありません。
以下のような問題も、経理の人材獲得を困難なものにしています。
- 年収の乖離:経理経験者の相場は年々上昇しており、年収500万〜600万円以上の提示が一般化しています。旧来の給与体系を維持する中小企業は最初から候補者の対象外となってしまいます
- 働く環境の差:「紙の処理があるから出社必須」という中小企業に対し、メガベンチャーや大手は「フルリモート・フルフレックス」を武器に全国から優秀な人材の採用を強化しています
この「人材の奪い合い」において、大手企業に資本力や環境で劣る中小企業が正面から戦い続けることは、もはや経営上の非効率と言わざるを得ない状況です。
▷【事例あり】中小企業の人手不足はなぜ起こる?現状やデータから有効な解決策を解説
【自社調査】多くの企業は「採用強化」を選び、外注は少数派
採用が難しいにもかかわらず、多くの企業は依然として採用で解決しようとしています。
kubellパートナーの調査では、人手不足・業務逼迫を解消するために今後最も優先したい取り組みとして「採用を強化していく」が32.6%、対して「一部の業務を外部に委託していく」は13.8%にとどまりました(採用難による人手不足と業務逼迫の実態調査/n=509)。
つまり採用を選ぶ企業が外注の2倍以上いる状況です。
一方で同じ調査では、現状の対応として「今いるメンバーの残業や兼務でカバーしている」が50.1%で最多、「特に対策できていない」が20.2%でした。
採用を優先しながらも実際には人が採れず、残業でしのいでいる企業が半数を占めているということです。
また業務分担の状況では、「特定の1〜2人に集中していて、その人がいないと業務が止まる」が35.6%、「自身(または経営層・管理職)が1人で実務を抱えている」が19.8%となり、合わせて55.4%が特定少数への依存状態にありました(n=509)。
採用が決まらないまま時間が経つほど、この依存度は高まっていきます。
経理の採用が難しい6つの根本的な理由
中小企業の経営者が「なぜこれほど応募が来ないのか」と嘆く背景には、時代の変化に伴う6つの大きな壁が存在します。
理由1:労働人口の減少と専門スキルのミスマッチ
少子高齢化による生産年齢人口の減少は、専門職である経理に直撃しています。
特に実務の中核を担う30代〜40代の経験者は極めて少なく、限られたパイを数千社で奪い合っている状況です。
単に「人がいない」だけでなく「高度な実務ができる人」がいないというスキルのミスマッチが深刻化しています。
▷人手不足の原因を徹底解説!日本の現状や業界別・企業規模別・地方別の原因、有効な解消方法とは?
理由2:法改正対応による「求める要件」の高度化
以下の例のように、2024年以降の経理に求められるハードルは一気に跳ね上がりました。
- インボイス制度・電子帳簿保存法への対応:単なる記帳だけでなく、複雑な税務判定やシステムを駆使したデータ保存の知識が不可欠です
- ITリテラシーの必須化:紙と電卓の時代は終わり、クラウド会計・周辺のSaaSツール・AI-OCRを使いこなす能力が求められています
経営者が「昔ながらの経理」をイメージして求人を出しても、求職者側は「最新の法制度に対応できない環境」をキャリアのリスクと感じて敬遠します。
理由3:間接部門ゆえの「待遇改善」の遅れ
営業部門や生産部門のように直接利益を生むわけではない経理部門は、昇給や待遇改善の優先順位が低く設定されがちです。
しかし、転職市場での経理の年収相場は高騰しています。
- 相場の逆転:社内にいるベテラン経理の給与よりも、市場で募集されている新人経験者の年収の方が高くなっている逆転現象が起きており、社内規定が足かせとなって適切なオファーが出せないケースが多発しています
▷バックオフィスの業務効率化を実現するには?具体的な方法や成功事例、導入したいツールを紹介
理由4:多様な働き方(リモートワーク)への対応遅れ
現在の経理経験者が転職先を選ぶ際の最優先事項の一つが「柔軟な働き方」であり、出社が必須の企業は敬遠される傾向にあります。
- 出社必須の敬遠:「紙の請求書があるから」「判子が必要だから」という理由で毎日出社を強いる会社は、候補者から真っ先に除外されます
最新のITツールを導入しリモートワークが可能な体制を整えている企業に、優秀な人材は集中します。
▷経理の残業時間は平均どれくらい?繁忙期の乗り越え方と残業を削減する5つの具体策
理由5:業務の属人化による「引き継ぎ不安」
「前任者が急に辞めた」「マニュアルが全くない」「社長と前任者しか知らないルールがある」。
こうした属人化した環境は、求職者にとって最大の「恐怖」です。
- 責任の重さ:「入社した瞬間に、誰も教えてくれない仕事を押し付けられるのではないか」という不安が応募のブレーキをかけます
実際、自社調査では特定のバックオフィス担当者が突然退職・休職した場合に82.5%の企業が何らかの支障を見込んでいます(バックオフィス業務の効率化に関する実態調査/n=115)。
この状態を放置したまま募集をかけても、求職者に見抜かれます。
▷経理業務が属人化しやすい原因とは?属人化のリスクや解消する方法を解説
理由6:ミスが許されないプレッシャーと保守的なイメージ
経理は「できて当たり前であり、ミスをすれば責められる」という減点方式で評価されやすい職種です。
- 精神的ハードル:資金繰りのプレッシャーや税務調査への恐怖など、責任の重さに対して正当な評価やサポートが得られないイメージが強く、特に中小企業の「一人経理」というポジションは敬遠される傾向にあります
▷経理の人材不足を解消する5つの解決策!深刻な原因と放置できない経営リスクを徹底解説
経理を採用できないことで企業に生じる4つの致命的リスク
「今は社長が片手間でやっているから大丈夫」「既存の社員に少しずつ分担してもらえばいい」という考えは非常に危険です。
経理不在の期間が長引くほど、会社は目に見えないところで蝕まれていきます。
ここでは、経理の人材不足が招く状況とリスクを紹介します。
リスク1:既存社員の過重労働と「離職の連鎖」
経理に欠員が出た際に直接的な被害を受けやすいのは、残されたメンバーや兼務を命じられた他部署の社員です。
- 負のスパイラル:慣れない業務によるストレスと労働時間の増加は、既存社員のモチベーションを著しく低下させます
- 共倒れのリスク:「この会社にいても苦労するだけだ」と判断した優秀な既存社員が離職を考え始め、組織全体が崩壊する「離職の連鎖」を引き起こします
リスク2:チェック機能の喪失による「不正・横領・ミス」の温床
経理の最重要任務の一つは「相互チェック(内部統制)」です。
人が足りないと、この機能が真っ先に失われます。
- 不正の誘惑:「誰も見ていない」「誰もチェックできない」という状況は、従業員による横領や着服を誘発します
- 致命的なミス:支払金額の入力間違い・二重支払い・請求漏れなどの事態は取引先からの信用を失墜させ、時には法的なトラブルに発展します
▷一人経理は経営のリスク?属人化の恐怖を解消し「止まらないバックオフィス」を構築する全手法
リスク3:月次決算の遅延による「経営判断の停滞」
経理が機能していない会社では、経営に関する数字が出てくるタイミングが1ヶ月・2ヶ月と遅れていきます。
- 盲目経営:経営者は「先月の利益がいくらだったのか」「手元のキャッシュが正確にいくらあるのか」が分からないまま判断を迫られます
- 危機への対応遅れ:資金繰りの悪化に気づいた時にはすでに銀行交渉が間に合わない、といった事態を招きかねません
▷決算代行とは?依頼先別の料金相場や必ず把握しておくべきこと、格安サービスの注意点も紹介
リスク4:税務調査での指摘リスク(法令遵守の不徹底)
インボイス制度や電子帳簿保存法への対応は「努力目標」ではなく「義務」です。
- 追徴課税の恐怖:専門知識を持つ経理がいないまま自己流の処理を続けていると、数年後の税務調査で「法律違反」を指摘されます
多額の加算税や延滞税が課され、せっかく生んだ利益が無駄になってしまいます。
優秀な経理人材を採用するための「求人票」見直しポイント
「応募が全く来ない」「面接に来ても辞退される」という場合、その原因の多くは求人票にあります。
優秀な経理人材は条件を極めてシビアに比較しているため、以下の3つの視点から自社の求人を見直してみてください。
① ターゲットの明確化:完璧な「即戦力」を追い求めていないか
多くの経営者が「決算まで一人で完結でき、ITにも強く、税務知識も豊富な人」を求めるものの、それを満たす人材は年収700万円以上での争奪戦になっています。
- スキルの「引き算」:本当に「決算の確定」まで自社で完結させる必要があるかどうかを再考しましょう。「日々の仕訳と月次処理」までができれば、決算は顧問税理士に任せるという役割分担をすることで、採用ターゲットを広げることができます
- ポテンシャル採用の検討:最初から経理のプロを狙うより、簿記2級を持ち他職種で事務経験がある人を「育成前提」で採用する方が、結果的にコストを抑えることができ、自社への定着率も高まる場合があります
② 募集要項の具体化:使用ツールと業務範囲を明記する
経理経験者が最も嫌うのは「入ってみるまで業務の内容や範囲が分からない」という不透明さです。
- IT環境の明示:「弥生会計」「マネーフォワード」「freee」など、使用している会計ソフトやSlack・Chatworkなどのコミュニケーションツールを明記してください
- 決算への関与度:「補助業務なのか」「メイン担当なのか」を求人票へ具体的に書くことで、求職者は自分のスキルと照らし合わせやすくなり、ミスマッチによる辞退を防げます
クラウドツールを使いこなしていることは、効率的な職場であることの証明になります。
③ 自社の「独自性」のアピール:働き方の柔軟性は必須
経理職において「残業の少なさ」と「リモート勤務の可否」は、給与と同じくらい重視される条件です。
- 「残業月○時間以内」の具体例:「月初は忙しいが月中は定時退社が可能」といったメリハリのある働き方を提示しましょう
- 心理的安全性:「一人経理」であっても「顧問税理士といつでも相談できる体制がある」「外部のサポートを導入している」といった記述があれば、求職者の「一人で責任を負わされる不安」を解消できます
つまり外部サポートの導入は、採用の競争力を上げる打ち手にもなります。
▷採用コストを徹底解説!内訳や計算方法、一人あたりの相場、職種別・企業規模別の費用も紹介
【戦略転換】採用が難しいときに検討すべき3つの施策
「経理がいないから、新しい経理を雇う」という思考は、実は最もコストと時間がかかる選択肢かもしれません。
今の時代に求められるのは、労働力不足を前提とした「攻めのバックオフィス戦略」です。
施策1:未経験者を採用して自社で育成する
即戦力がいない場合、ポテンシャル層に目を向けることは一つの正攻法と言えます。
- ターゲットの変更:経理実務は未経験でも「日商簿記2級を保有している」「営業事務で数字の扱いに慣れている」といった層は、即戦力層に比べて圧倒的に採用難易度が下がります
- メリットと課題:自社の文化に馴染みやすく長期定着が期待できる一方、教育コストがかかるのが難点です
これを解決するには、顧問税理士による研修制度やオンライン学習ツールを福利厚生として提供し、「働きながらスキルアップできる環境」を売りにすることが重要です。
▷人材育成コストはかけるべき?削減すべき?平均費用や投資効果、企業の事例などからわかりやすく解説
施策2:経理業務の徹底的なデジタル化・DX推進
「1人分の仕事」をシステムに肩代わりさせることで、採用そのものを不要にする、あるいはパートタイム等の軽微な労働力で回せるようにする戦略です。
- AIと自動化の活用:紙の領収書をなくし、AI-OCRで自動読み取りを行い銀行APIで明細を自動取得する。これだけで従来の記帳作業の50%〜80%は削減可能です
- 「作業」をゼロにする:経理担当者の仕事の8割が「入力と確認」であれば、そこをシステム化しましょう
そうすれば、残りの2割である「判断と管理」だけに人材を集中させることができるため、増員なしでの事業拡大が可能になります。
▷経理担当者が産休・育休に!急な不在でも業務を止めない対策と体制構築ガイド
施策3:経理アウトソーシング(代行)の最大活用【推奨】
多くの中小企業が選んでいる、最も合理的で即効性のある解決策です。
「人」という不安定なリソースを探すことをやめ、「経理機能そのもの」をプロから買うという発想です。
- 「採用」から「契約」へ:求人広告を出し、面接を繰り返し、社会保険や退職金のリスクを背負う必要はありません
- リスクの外部化:担当者の突然の退職、産休・育休による欠員、スキルの属人化など、「人」にまつわるあらゆる経営リスクをアウトソーシングによって一掃できます
- 最新法令への自動対応:インボイス制度や電帳法などの複雑な変化へ代行会社側が常に対応してくれるため、社内で頭を悩ませる必要がなくなります
契約したその日から、教育不要のプロチームが貴社の経理部として稼働します。
▷経理代行とは?費用や選定方法からメリット・デメリットまで解説|経理代行おすすめサービス15選
3つの施策を比較すると
3つの施策は、着手までの速さと必要な社内リソースが大きく異なります。
| 施策 | 戦力化までの期間 | 必要な社内リソース | 向いているケース |
|---|---|---|---|
| 未経験者を採用して育成 | 半年〜1年 | 教育担当者の工数が継続的に必要 | 長期的に自社で内製したい |
| デジタル化・DX推進 | 数ヶ月 | ツール選定と運用設計ができる人材 | ITリテラシーのある担当者がいる |
| 経理アウトソーシング | 最短5日〜1ヶ月 | 依頼内容の整理のみ | 今すぐ実務を止めたくない |
なぜ「施策3」が現実的な選択なのか
未経験者の育成には時間がかかり、システムの導入にはITリテラシーが必要です。
しかし、アウトソーシング(経理代行)はその両方のメリットを即座に享受できるからです。
プロの代行業者は、最新のITツールを自ら使いこなし、標準化されたフローで業務を遂行します。
つまり、アウトソーシングを導入することは、自動的に「DX化された経理体制」を手に入れることと同義なのです。
▷経理アウトソーシングの大手会社を比較!選び方や大手に依頼するメリット
なぜ中小企業には「新しい採用」より「経理代行」が適しているのか
「月給30万円なら、外注するより雇った方が安い」と考える経営者は少なくありません。
しかし、その計算には「目に見えないサンクコスト(埋没費用)」が抜け落ちています。
採用難の現代において、自社採用が極めてコストパフォーマンスの低い投資になりつつある理由を以下で紹介します。
採用と外注のコストを並べて比較する
まず、月額の金額だけでなく、それ以外に発生する費用まで含めて比べてみましょう。
| 比較項目 | 正社員を採用する場合 | 経理代行を利用する場合 |
|---|---|---|
| 初期費用 | 人材紹介手数料(年収の30〜35%)+求人広告費+面接工数 | なし |
| 月額の負担 | 給与+法定福利費(給与の約15%)+設備費=月額給与の1.5〜2倍 | 契約した月額のみ |
| 教育コスト | 実務が安定するまでの数ヶ月分の給与+指導者の時間 | なし(教育済みのチームが稼働) |
| 戦力化までの期間 | 採用活動に数ヶ月+入社後の教育期間 | 最短5日〜1ヶ月 |
| 退職時のリスク | 採用コストがサンクコスト化し、再びゼロから | 代行会社内で引き継がれ業務は止まらない |
| 法改正への対応 | 社員の学習コストと外部研修費が発生 | 代行会社側が標準対応 |
① 「年収の35%」という巨額の採用初期コスト
現在、即戦力の経理人材を人材紹介会社経由で採用する場合、年収の30〜35%程度の手数料が相場です。
年収500万円の人材を採用した場合、紹介手数料だけで175万円となります。
これに求人広告費や面接担当者の人件費を加えると、一人入社させるだけで200万円近いキャッシュがかかります。
もしその人材が「社風に合わない」と3ヶ月で辞めてしまったら、このコストの大部分はサンクコストとなり、再びゼロからのスタートを強いられます。
▷一人当たりの採用コストを徹底解説!内訳や計算方法、近年の推移、職種別の金額や削減策も紹介
② 給与以外にかかる「見えない固定費」
正社員を一人雇用すると、額面給与以外に以下のコストが永続的に発生します。
- 法定福利費:社会保険料の会社負担分(給与の約15%)
- 福利厚生・設備費:退職金積立、PC・デスクの備品代、会計ソフトのライセンス料、通勤手当
- 教育・管理コスト:実務に慣れるまでの数ヶ月間の給与と、その指導にあたる上司の時間的損失
これらを合算すると、実質的なコストは「月額給与の1.5倍〜2倍」に達します。
月給30万円の社員は、会社にとって月額45万円以上の負担となっているのです。
▷人材採用コストを徹底解説!一人あたりの平均単価や算出方法、新卒・中途の差額、コスト削減のコツまで紹介
③ 「属人化」と「法改正」への対応リスク
自社で一人を雇う最大の弱点は、その一人のスキルに会社の運命が左右されることです。
また、以下のような学習コストや業務上のリスクも発生します。
- インボイス・電帳法などへの学習コスト:常に変化する税制を社員がキャッチアップし続けるには、外部研修や残業代が発生します
- ブラックボックス化:「その人にしか分からない処理」が増えれば、将来的な退職がそのまま「経営の危機」に直結します
▷属人化のデメリットを徹底解説!わざと属人化を起こすケース、属人化のメリットなど意外な知識も紹介
④ 経理代行なら「プロのチーム」を変動費で雇える
一方で経理代行を活用した場合、上記のようなリスクは一掃され、以下のようなメリットを得ることができます。
- 採用・教育費ゼロ:すでに完成されたプロのチームが業務にあたるため、教育の手間も採用広告費も不要です
- 退職リスクがなくなる:担当者が辞めても代行会社内で引き継ぎが行われるため、業務が止まることはありません
- 常に最新の業務品質:複数の企業を担当しているプロが業務を行うからこそ、インボイス制度や最新のITツールへの対応も「当たり前」のサービスとして提供されます
中小企業にとって、「人」という不安定な固定費を抱えるのではなく「プロの仕組み」を変動費として利用すること。
これこそが不確実な経済状況を生き抜くための、合理的でスマートな経営判断です。
▷経理代行・アウトソーシング導入事例厳選5社を紹介!課題解決の成果と費用相場を徹底解説
経理代行の料金・費用が気になるなら「月額3.8万円〜」のタクシタ経理がおすすめ
経理業務のコストと負担を大幅に削減したい企業様へ、月額3.8万円〜の低価格で提供する「タクシタ経理」をご紹介します。
確かな実績と安心の継続率
リリース2年でタクシタシリーズ累計1,000社以上の導入実績
短期間で多くの中小企業に選ばれており、確かなノウハウと信頼性があります。
バックオフィス体制の安定を長期サポート
質の高いサービス提供により、多くのお客様に対して長期的なバックオフィス体制の安定を実現しています。
専門性・品質を保証する体制
厳選されたプロ人材
日商簿記1級、全商簿記1級保有者も多数在籍するなど、高度な専門知識を持つ優秀なプロ人材が貴社経理をサポートします。
マニュアル不要で業務開始
経験豊富なスタッフが業務整理を代行するため、お客様側のマニュアル準備や業務整理は不要です。
そのため、スムーズに経理代行を開始できます。
ISMS認証取得によるセキュリティ体制
機密性の高い経理情報を預かるサービスとして、情報セキュリティの国際規格であるISMS認証を取得した管理体制で対応しています。
スタッフは全員が直接雇用のチーム制で、再委託は行いません。
柔軟なコミュニケーション対応
Chatwork、Slack、Teams、LINEWORKSなど、お客様が使い慣れたコミュニケーションツールに対応しています。
圧倒的なコスト削減と効率化
契約期間で選べる料金プラン
料金は契約期間によって変わり、実働10時間からのプランが用意されています。
| 契約期間 | 月額 | 実働時間 |
|---|---|---|
| 3カ月プラン | 45,000円〜 | 月10時間〜 |
| 6カ月プラン | 42,000円〜 | 月10時間〜 |
| 12カ月プラン | 38,000円〜(税込41,800円) | 月10時間〜 |
クラウド会計やデジタルツールの徹底活用により、人件費と比較しても高いコスト削減効果を発揮しています。
デジタル化による効率的な業務フロー
紙ベースのやり取りを極力廃止し、チャットやデータ連携を主体とした業務フローを構築します。
業務のスピードと正確性を向上させています。
チケット制で費用を無駄にしない
依頼時間を細かく管理するチケット制のため、余った時間は他の業務に割り振ることが可能です。
また、翌月への繰越も可能です。
中小企業の課題に特化した支援
幅広い業務範囲をカバー
主要な記帳代行はもちろん、請求書発行、給与計算、経費精算といった日常業務を一手に引き受け、実務負担を大幅に軽減します。
属人化解消と標準化に貢献
専任担当者がいない中小企業の属人化解消、業務の標準化に貢献します。
社長や兼任担当者の経理にかける時間をゼロに近づけ、事業成長を後押しします。
運営元は、東証グロース市場に上場するkubellグループの株式会社kubellパートナーです。
費用対効果が高く、信頼できる経理アウトソーシングをお探しなら、ぜひ「タクシタ経理」にご相談ください。
タクシタ経理の事例3選
株式会社Cielo Express 様:社長の経理業務時間が月80時間からゼロに!
株式会社Cielo Express様は社長自身が経理業務を担うことにより月80時間もの時間を費やし、本業推進の大きな足かせとなっていました。
そこで、タクシタ経理導入によって経理業務を完全にアウトソース。
社長は経理作業から完全に解放され、本業に専念できる環境を獲得し、事業成長を加速させました。
詳しい事例はこちら
大村製本株式会社 様:属人化していた経理業務を標準化し急な退職リスクを回避!
大村製本株式会社様は紙ベースの煩雑な経理作業が特定の担当者に属人化しており、高い退職リスクを抱えていました。
業務のデジタル化と標準化を推進したことで、属人化リスクを解消。
経理担当者の心理的負担も軽減し、安定した事業継続体制を確立しました。
詳しい事例はこちら
株式会社ライトデイ 様:高額な税理士への全面委託を見直しコストと手間を削減!
株式会社ライトデイ様は高額な費用を払って税理士にすべてを委託していましたが、費用対効果に疑問を感じていました。
タクシタ経理に依頼することで、税理士費用を大幅に削減。
同時にクラウド会計の活用を推進し、経理業務のコストと手間を最小限に抑えることに成功しました。
詳しい事例はこちら
経理は「採用する」から「外注する」時代へ
経理の採用難は一過性のブームではなく、労働構造の変化と法改正による「構造的な問題」です。
中小企業が多額のコストを投じて「完璧な即戦力」を追い求めることは、非常に成功率の低いギャンブルになりつつあります。
実際、自社調査では今後の優先施策として採用強化を選ぶ企業が32.6%と外部委託の13.8%を大きく上回る一方、現状の対応は「残業や兼務でカバー」が50.1%で最多でした(n=509)。
採用を優先しても人が採れず、結果として社内の負担が増えている企業が多いということです。
経営者に求められているのは「経理は社内の人間がやるもの」という固定観念を捨てることです。
- 「人」ではなく「仕組み」に投資する
- 採用コストを「DX・アウトソーシング」に振り向ける
- 属人化という「経営の時限爆弾」を外部活用で解除する
この戦略転換こそが、採用難に振り回されず盤石なバックオフィスを構築するための唯一の正解です。
「人が採れない」という悩みを「体制をアップデートする好機」と捉え、一歩踏み出しましょう。
経理採用に関するよくある質問(Q&A)
Q. 未経験者を採用して育てるのと、外注するのはどちらが安いですか?
A. 短期的なコストとリスクを考えれば、外注(経理代行)の方が圧倒的に安価です。
未経験者の場合、給与に加えて「教える側の工数(人件費)」が発生し、実務が安定するまで半年〜1年はかかります。
また、せっかく育てても3年程度で転職してしまうリスクも考慮しなければなりません。
外注であれば、初月からプロの品質が手に入り、教育コストはゼロです。
Q. 経理代行を導入すると、社内の機密情報が流出しませんか?
A. 信頼できる業者を選べば、むしろ社内管理より安全です。
PマークやISMSを取得している業者は、スタッフの教育やシステムへのアクセス管理が徹底されています。
「特定の社員だけが通帳や印鑑を握っている」という属人化した社内体制よりも権限が分散されるだけでなく、第三者のチェックが入る外部委託の方が内部不正や情報漏洩の抑止力にもなります。
あわせて、スタッフが直接雇用か、再委託が発生しないかも確認してください。
Q. 年収をいくら提示すれば、即戦力からの応募が来ますか?
A. 都市部の中小企業であれば最低でも500万〜600万円以上が目安です。
さらに「リモートワーク可」「残業月10時間以内」といった条件が揃わないと、優秀な層は振り向いてくれません。
これ以下の条件で募集し続けることは、採用広告費を捨てることになりかねないため、条件が届かない場合は早々に「外注」へ切り替えることをおすすめします。
Q. 繁忙期(決算期)だけ、派遣社員やスポットで人を増やすのはアリですか?
A. 一時的な凌ぎにはなりますが、根本解決にはなりません。
派遣社員であっても「自社のやり方」を教える時間は必要です。
毎年、繁忙期のたびに教育を繰り返すのは非効率です。
年間を通じて経理代行を導入し、業務を標準化しておくことで、繁忙期であっても社内の負担を増やさず安定して回る体制を維持できます。
Q. 経理代行を導入する場合、今の顧問税理士との関係はどうなりますか?
A. 税理士との関係はそのまま、役割を分担する形になります。
「日々の記帳や支払」を代行会社が担い、「税務相談や申告」を税理士が担うという分業です。
「タクシタ経理」では顧問税理士へのデータ受け渡しもスムーズに行うため、税理士側からも「正確なデータが早く届くので助かる」と喜ばれるケースがほとんどです。
Q. 採用活動と外注は並行して進めてもよいのでしょうか?
A. 並行が現実的です。
採用が決まるまでの空白期間を外注で埋めておけば、実務が止まらず、既存社員の残業も増えません。
また求人票に「外部のサポートを導入している」と書けることは、求職者の「一人で責任を負わされる不安」を解消し、応募のハードルを下げる効果もあります。
採用が決まった後は、外注の範囲を縮小するか、引き継ぎ期間の並走に使うという運用ができます。
3分でわかるタクシタ経理
ちなみにタクシタ経理では中小企業が直面する「一人経理」「急な退職」「属人化」「人手不足」や、記事内で解説した課題を解決する手法を提供可能です。
特に「急な退職・休職・産休」などについては最短5日でマニュアル等不要で開始することができるため、リカバリー手段としても有力です。
採用にかかる時間とコストをかけずに、教育不要のプロチームが経理部として稼働します。
料金は実働10時間・月額38,000円〜(12カ月プラン)です。


