月次決算の業務内容とは?業務のステップ・流れ・スケジュールや年次決算との違いをわかりやすく解説
経理 業務代行・アウトソーシング
本記事では、月次決算の基本的な目的や実施のメリット、具体的な業務内容や流れ、業務をスムーズに進めるためのポイントなどを詳しく解説します。
年次決算との違いや、業務を行う際の注意点なども紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
3分でわかるタクシタ経理
ちなみにタクシタ経理では中小企業が直面する「一人経理」「急な退職」「属人化」「人手不足」やこれから記事内で紹介する課題を解決する手法を提供可能です。
特に「急な退職・休職・産休」などについては最短5日でマニュアル等不要で開始することができるため、リカバリー手段としても有力です。

目次
月次決算の目的、メリット
月次決算とは、毎月、その月の経営成績や財政状態を確定させる手続きのことです。
法律で義務付けられている年次決算とは異なり、月次決算は企業の任意で行われます。
しかし、多くの成長企業が月次決算を導入しているのには、明確な目的とメリットがあるからです。
月次決算の主な目的
月次決算の主な目的は、「リアルタイムで経営状況を把握すること」と「決算データを経営管理へ活用すること」です。
年に一度の年次決算だけでは、経営状況の変化を把握するまでに時間がかかりすぎ、問題が発生しても手遅れになってしまう可能性があります。
月次決算を行うことで、毎月の売上、費用、利益の状況や、資金繰りの状態を迅速に把握できます。
問題点を早期に発見し、迅速な対策を講じることが可能になります。
月次決算を実施するメリット
月次決算を行うと、企業経営において以下のようなメリットがあります。
- 迅速な経営判断:毎月の正確な業績データに基づいて、経営者はよりタイムリーで的確な経営判断を下すことができます。例えば、売上が計画を下回っていれば、すぐに原因を分析し、販売戦略を見直すといったアクションが可能になります。
- 業績予測の精度向上:月ごとの業績推移を把握することで、将来の業績予測の精度が高まります。予算と実績の比較分析(予実管理)も容易になり、目標達成に向けた軌道修正を早期に行えます。
- 資金繰り管理の強化:毎月のキャッシュフロー(現金の流れ)を把握できるため、資金ショートのリスクを事前に察知し、対策を講じることができます。金融機関からの融資交渉においても、月次の試算表は重要な資料となります。
- 年次決算業務の負担軽減:毎月決算作業を行うことで、年度末に一年分の作業が集中するのを防ぐことができます。日々の記帳の正確性も高まるため、年次決算の作業時間を大幅に短縮できます。
- 不正の早期発見:毎月帳簿を締め、残高を確認するプロセスは、不正な取引や計上ミスを早期に発見する機会となります。内部統制の強化にもつながります。
▷決算代行とは?依頼先別の料金相場や必ず把握しておくべきこと、格安サービスの注意点も紹介
月次決算の業務内容一覧
月次決算を構成する業務内容は多岐にわたります。
ここでは、主な業務内容を一覧でご紹介します。
- 現金・預金の残高確認:帳簿上の現金・預金残高と、実際の現金有高・銀行口座残高が一致しているかを確認します。
- 売掛金の残高確認と管理:得意先別の売掛金残高を確認し、入金予定と照合します。滞留している債権がないかをチェックし、必要に応じて督促の準備をします。
- 買掛金の残高確認と管理:仕入先別の買掛金残高を確認し、支払予定と照合します。支払漏れがないかなどをチェックします。
- 在庫(棚卸資産)の計上:月末時点での在庫の数量を確認し、その評価額を計算して計上します(実地棚卸を毎月行うのは困難なため、帳簿棚卸で計上することが多いです)。
- 仮払金・仮受金の精算:内容が未確定な仮勘定(仮払金、仮受金など)の内容を確認し、適切な勘定科目に振り替えます。
- 月次での費用計上:その月に発生した費用を正確に計上します。
- 減価償却費の計上:固定資産の減価償却費を月割りで計上します。
- 経過勘定の計上:まだ支払っていないが当月発生した費用(未払費用)や、既に支払ったが翌月以降に対応する費用(前払費用)などを計上します。例えば、月末締めの給与や、年払いの保険料などが該当します。
- 月次試算表の作成:すべての月次処理が完了した後、総勘定元帳の各勘定科目の残高を集計し、「月次試算表」を作成します。試算表の借方合計と貸方合計が一致しているかを確認します。
- 月次業績報告資料の作成:作成した月次試算表をもとに、経営陣向けの業績報告資料(月次損益計算書、月次貸借対照表、資金繰り表、予実対比表など)を作成します。
これらの業務を毎月、正確かつ迅速に行うことが月次決算の目的達成には不可欠です。
▷経理代行とは?費用や選定方法からメリット・デメリットまで解説|経理代行おすすめサービス15選
3分でわかるタクシタ経理
ちなみにタクシタ経理では中小企業が直面する「一人経理」「急な退職」「属人化」「人手不足」やこれから記事内で紹介する課題を解決する手法を提供可能です。
特に「急な退職・休職・産休」などについては最短5日でマニュアル等不要で開始することができるため、リカバリー手段としても有力です。

月次決算業務の流れ、ステップ、スケジュール
月次決算をスムーズに進めるためには、あらかじめ業務の流れとスケジュールを明確にしておくことが重要です。
ここでは、一般的な月次決算業務のステップと、目安となるスケジュール(いつまでに何をすべきか)をご紹介します。
【月次決算の基本的な流れとスケジュール(例)】
(当月末日締めの場合)
ステップ1:データ収集・記帳(翌月1日~3営業日目頃)
目安期限:翌月3営業日目までを目安に、日々の記帳を完了させることが理想です。
- 当月分のすべての取引に関する証憑(請求書、領収書、納品書、通帳コピーなど)を収集します。
- すべての取引を会計ソフトへ入力(記帳)し、仕訳作業を完了させます。
- 現金・預金の実際残高と帳簿残高を照合します。
▷請求書発行代行サービスとは?メリット・デメリットや料金相場などを解説
▷領収書関連の業務代行サービスの業務内容やメリット・料金相場などを徹底的に解説
ステップ2:残高確認・月次処理(翌月3営業日目~5営業日目頃)
目安期限:翌月5営業日目までを目安に、これらの月次特有の処理を完了させます。
- 売掛金、買掛金、在庫などの残高を確認します。
- 仮払金、仮受金の内容を確認し、精算(振替)仕訳を入力します。
- 減価償却費や、未払費用・前払費用などの経過勘定に関する月次仕訳を入力します。
ステップ3:試算表の作成とチェック(翌月5営業日目~7営業日目頃)
目安期限:翌月7営業日目までを目安に、試算表の数値を確定させます。
- すべての仕訳入力が完了したら、「月次試算表」を作成します。
- 試算表の借方合計と貸方合計が一致しているかを確認します。
- 各勘定科目の残高に異常な数値がないか、前月比較や予算比較などを行い、内容をチェックします。問題があれば原因を調査し、修正します。
ステップ4:月次報告資料の作成と報告会(翌月7営業日目~10営業日目頃)
目安期限:翌月10営業日目までを目安に、経営報告を完了させることが、迅速な意思決定のためには望ましいです。
- 確定した試算表をもとに、経営陣向けの月次業績報告資料(月次損益計算書、月次貸借対照表、資金繰り表、予実対比表など)を作成します。
- 作成した資料をもとに、経営陣へ業績を報告し、課題や今後の対策について議論します。
上記のスケジュールはあくまで一例です。
企業の規模や業種、経理体制によって最適なスケジュールは異なります。
重要なのは、自社に合った無理のないスケジュールを定め、それを毎月継続することです。
▷経理アウトソーシングの大手会社を比較!選び方や大手に依頼するメリット
月次決算と年次決算の違い
月次決算と年次決算は、どちらも企業の財務状況をまとめるという点では共通していますが、その目的や法的な位置づけには大きな違いがあります。
| 項目 | 月次決算 | 年次決算 |
|---|---|---|
| 目的 | 経営管理(経営状況のタイムリーな把握、迅速な意思決定) | 外部報告(税務申告、株主への報告、債権者への報告) |
| 法的義務 | なし(任意) | あり(会社法、法人税法などで義務付け) |
| 作成頻度 | 毎月 | 年に1回 |
| 作成書類 | 月次試算表、月次損益計算書、月次貸借対照表、資金繰り表など(企業により異なる) | 貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書、株主資本等変動計算書、個別注記表など(法律で定められた計算書類) |
| 詳細度・ 厳密性 |
早期把握を重視するため、一部概算での計上や簡略化が許容される場合がある | 外部報告のため、会計基準に則った厳密な処理と詳細な注記が求められる |
月次決算は、あくまで社内向けの「経営管理ツール」としての性格が強いのに対し、年次決算は、法律に基づいて作成・提出が義務付けられた「公式な報告書」としての性格が強いという違いがあります。
しかし、毎月精度の高い月次決算を行っていれば、年次決算の作業は、その12ヶ月分の積み重ねを最終的にまとめる作業となるため、負担を大幅に軽減することができます。
▷決算代行とは?依頼先別の料金相場や必ず把握しておくべきこと、格安サービスの注意点も紹介
3分でわかるタクシタ経理
ちなみにタクシタ経理では中小企業が直面する「一人経理」「急な退職」「属人化」「人手不足」やこれから記事内で紹介する課題を解決する手法を提供可能です。
特に「急な退職・休職・産休」などについては最短5日でマニュアル等不要で開始することができるため、リカバリー手段としても有力です。

月次決算の業務内容をスムーズに消化するポイント
月次決算を毎月遅滞なく、正確に行うためには、いくつかのポイントがあります。
1. 日々の記帳業務の早期化・正確化
月次決算の基礎となるのは、日々の取引記録です。
領収書や請求書を溜めこまず、発生したらすぐに会計ソフトへ入力する習慣をつけることが重要です。
日々の記帳が遅れると、月末月初に作業が集中し、月次決算の遅延に直結します。
また、日々の入力段階で勘定科目などを正確に処理しておくことが、後々の修正の手間を減らします。
▷経理の残業時間は平均どれくらい?繁忙期の乗り越え方と残業を削減する5つの具体策
2. 業務の標準化とマニュアル化
月次決算の各業務プロセス(データの収集方法、仕訳のルール、チェックの手順など)を明確に定義し、マニュアル化します。
業務を標準化することで、担当者が変わっても同じ品質で業務を遂行できるようになり、属人化を防ぎます。
作業手順が明確になることで、ミスの防止にもつながります。
▷経理業務が属人化しやすい原因とは?属人化のリスクや解消する方法を解説
▷【料金体系がわかる】マニュアル作成を外注するには?依頼するメリットや費用相場、依頼先の選び方も解説
3. 会計ソフト・ITツールの活用
クラウド会計ソフトや経費精算システム、請求書発行システムなどを活用することで、月次決算業務を大幅に効率化できます。
銀行明細の自動取り込み、仕訳の自動提案、減価償却費の自動計算といった機能を活用すれば、手作業による入力の手間とミスを削減できます。
月次試算表や各種レポートも、ボタン一つで出力できます。
▷freeeに対応した経理代行サービスとは?依頼できることや業者の選定方法などを解説
4. チェック体制の構築
作成した試算表や報告資料は、必ず複数人でのチェック(ダブルチェック)を行う体制を構築します。
前月比較、予算比較、過去の同月比較など、多角的な視点から数値の異常値や不整合がないかを確認します。
セルフチェックだけでなく、上長や別の担当者によるチェックを入れることで、ミスの見落としを防ぎます。
▷経理の人材不足を解消する5つの解決策!深刻な原因と放置できない経営リスクを徹底解説
5. 関係部署との連携強化
月次決算を早期に締めるためには、経理部門だけでなく、営業部門や購買部門など、関連部署からの迅速な情報提供が不可欠です。
請求書や納品書、経費精算の提出期限を明確に定め、社内全体でその期限を守る意識を醸成することが重要です。
6. アウトソーシングの検討
社内のリソースだけで月次決算体制を構築・維持するのが難しい場合は、記帳代行や月次決算業務そのものを、税理士事務所や経理代行会社にアウトソーシングすることも有効な選択肢です。
▷記帳代行サービス比較15選!料金相場や失敗しない選び方、税理士法違反のリスクまで徹底解説
▷記帳代行と経理代行の違いとは?業務内容・料金相場やメリットなど細かい違いも解説
月次決算業務を行う際の注意点
月次決算を効果的に運用するためには、いくつか注意すべき点があります。
1. 早期化と正確性のバランスを取る
月次決算は、経営状況をタイムリーに把握するために、できるだけ早く締めたいという要求があります。
しかし、スピードを重視するあまり、チェックが疎かになり、データの正確性が損なわれては意味がありません。
自社の状況に合わせて、早期化と正確性のバランスが取れた、無理のないスケジュールを設定することが重要です。
2. 継続して実施する
月次決算は、一度行ったら終わりではなく、毎月継続して行うことに意味があります。
継続することで、業績の推移や季節変動などを把握でき、より精度の高い分析や予測が可能になります。
繁忙期などを理由に中断してしまうと、その効果は半減してしまいます。
継続可能な業務フローを構築することが重要です。
3. 書類作成を目的にしない
月次決算は、試算表や報告書を作成すること自体が目的ではありません。
作成したデータを経営陣が読み解き、経営判断や改善活動に「活用」して初めて意味を持ちます。
単なる数字の報告に終わらせず、その数字が示す意味を分析し、具体的なアクションにつなげるための議論を行う場(経営会議など)を設けることが重要です。
レポートの読み方を学ぶことも大切です。
4. 会計ルールをきちんと適用させる
月次決算で採用する会計処理の方法(減価償却の方法、費用の按分基準など)は、毎月一貫して同じルールを適用する必要があります。
月によって処理方法が変わってしまうと、期間比較ができなくなり、データの信頼性が損なわれます。
会計ルールを明確に定め、それを遵守することが重要です。
▷経理アウトソーシングの大手会社を比較!選び方や大手に依頼するメリット
経理代行の料金・費用が気になるなら「月額3.8万円〜」のタクシタ 経理がおすすめ

経理業務のコストと負担を大幅に削減したい企業様へ月3.8万円〜の低価格で提供する「タクシタ 経理」をご紹介します。
確かな実績と安心の継続率
リリース2年でタクシタシリーズ累計1,000社以上の導入実績
短期間で多くの中小企業に選ばれており、確かなノウハウと信頼性があります。
バックオフィス体制の安定を長期サポート
質の高いサービス提供により、多くのお客様に対して長期的なバックオフィス体制の安定を実現しています。
専門性・品質を保証する体制
厳選されたプロ人材
日商簿記1級、全商簿記1級保有者も多数在籍するなど高度な専門知識を持つ優秀なプロ人材が貴社経理をサポートします。
マニュアル不要で業務開始
経験豊富なスタッフが業務整理を代行するためお客様側のマニュアル準備や業務整理は不要です。
そのため、スムーズに経理代行を開始できます。
上場企業クオリティのセキュリティを担保
機密性の高い経理情報を預かるサービスとして上場企業と同等の高いセキュリティ基準を確保しています。
柔軟なコミュニケーション対応
Chatworkに加え、Slack、Teams、LINEWORKSなど、お客様が使い慣れたコミュニケーションツールに対応しています。
圧倒的なコスト削減と効率化
圧倒的なコストパフォーマンス
月額3.8万円(税込41,800円)〜という低価格を実現。クラウド会計やデジタルツールの徹底活用により人件費と比較しても高いコスト削減効果を発揮しています。
デジタル化による効率的な業務フロー
紙ベースのやり取りを極力廃止し、チャットやデータ連携を主体とした業務フローを構築。
業務のスピードと正確性を向上させています。
チケット制で費用を無駄にしない
依頼時間を細かく管理するチケット制のため、余った時間は他の業務に割り振ることが可能です。
また、翌月への繰越も可能です。
中小企業の課題に特化した支援
幅広い業務範囲をカバー
主要な記帳代行はもちろん請求書発行、給与計算、経費精算といった日常業務を一手に引き受け、実務負担を大幅に軽減します。
属人化解消と標準化に貢献
専任担当者がいない中小企業の属人化解消、業務の標準化に貢献。
社長や兼任担当者の経理にかける時間をゼロに近づけ事業成長を後押しします。
費用対効果が高く、信頼できる経理アウトソーシングをお探しなら、ぜひ「タクシタ 経理」にご相談ください。
3分でわかるタクシタ経理
タクシタ経理では中小企業が直面する「一人経理」「急な退職」「属人化」「人手不足」やこれから記事内で説明をする課題を解決する手法を提供可能です。
特に「急な退職・休職・産休」などについては最短5日でマニュアル等不要で開始することができるためリカバリーとしても有力です。

タクシタ経理の事例3選
株式会社Cielo Express 様:社長の経理業務時間が月80時間からゼロに!
課題と効果
株式会社Cielo Express様は社長自身が経理業務を担うことにより月80時間もの時間を費やし、本業推進の大きな足かせとなっていました。
そこで、タクシタ 経理導入によって経理業務を完全にアウトソース。
社長は経理作業から完全に解放され、本業に専念できる環境を獲得し、事業成長を加速させました。
詳しい事例はこちら
大村製本株式会社 様:属人化していた経理業務を標準化し急な退職リスクを回避!
課題と効果
大村製本株式会社様は紙ベースの煩雑な経理作業が特定の担当者に属人化しており、高い退職リスクを抱えていました。
業務のデジタル化と標準化を推進したことで、属人化リスクを解消。
経理担当者の心理的負担も軽減し、安定した事業継続体制を確立しました。
詳しい事例はこちら
株式会社ライトデイ 様:高額な税理士の丸投げから脱却しコストと手間を削減!
課題と効果
株式会社ライトデイ様は高額な費用を払って税理士にすべて丸投げしていましたが、費用対効果に疑問を感じていました。
タクシタ 経理に依頼することで、税理士費用を大幅に削減。
同時にクラウド会計の活用を推進し、経理業務のコストと手間を最小限に抑えることに成功しました。
詳しい事例はこちら
まとめ
本記事では、月次決算の業務内容について、目的や具体的な流れ、効率化のポイントなどを紹介しました。
月次決算は法律で義務付けられているわけではありませんが、企業の経営状況をリアルタイムで把握し、迅速な意思決定を行う上で有効です。
自社の月次決算における現状や課題を把握し、適切な改善を図ることをおすすめします。
月次決算業務に関するQ&A
Q1:月次決算業務を迅速に進めるためのコツはありますか?
月次決算業務を早期化するためには、日次業務を溜めないことが不可欠です。
毎日発生する現金の出納確認や領収書の整理、伝票の起票などをその日のうちに完了させておくことで、月末の集計作業を大幅に短縮できます。
また、銀行口座やクレジットカードの明細を会計ソフトと自動連携させる仕組みを構築し、手入力の手間とミスを最小限に抑えることも非常に有効な手段です。
Q2:月次決算業務において、正確な利益を把握するために欠かせない処理は何ですか?
発生主義に基づく「期間帰属の整理」が重要です。
例えば、数ヶ月分をまとめて支払った費用を当月分だけ費用計上する処理や、未払いの経費を見越し計上する処理などが挙げられます。
また、賞与引当金や減価償却費などを年次決算で一括処理するのではなく、毎月概算で計上することで、各月の経営成績をより正確に把握できるようになります。
Q3:月次決算業務の負担を軽減しつつ、経営に活かす方法はありますか?
すべてを自社で完結させようとせず、アウトソーシングサービスを活用することをおすすめします。
記帳やデータの集計といった定型的な作業を外部に委託することで、社内の担当者は数値の分析や予算管理といった、より付加価値の高い業務に専念できるようになります。
これにより、月次決算業務が単なる「過去の集計」に終わらず、未来に向けた経営判断の材料として最大限に活用できるようになります。

