税理士に記帳代行を依頼する費用相場とメリットは?業者との違いやよくある不満も解説
経理 業務代行・アウトソーシング
日々の経理業務や法対応に追われ、「本業に集中できない」と悩む企業は少なくありません。
その解決策として、税理士への記帳代行の依頼を検討している経営者や経理担当者の方も多いのではないでしょうか。
本記事では、税理士に記帳代行を依頼する際の最新の費用相場やメリット、専門業者との明確な違いについて徹底解説します。
自社に最適なアウトソーシング先を見極め、経理体制を効率化するための参考にしてください。
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目次
記帳代行とは?税理士に依頼できる業務の範囲
記帳代行とは、日々の事業活動で発生する取引を帳簿に記録する業務を、外部の専門家に委託することです。
まずは、記帳代行の基本的なサービス内容と、税理士だからこそ依頼できる特別な業務範囲について解説します。
記帳代行の基本的なサービス内容と目的
事業を運営するうえで、売上や経費のお金の動きを正確に記録し、帳簿を作成することはすべての企業に義務付けられています。
記帳代行サービスでは、企業が用意した領収書、請求書控え、銀行口座の入出金明細などの証憑データをもとに、代行業者が会計ソフトへの仕訳入力を行います。
最終的には、総勘定元帳や月次試算表といった財務状況を把握するための帳簿が作成され、納品されます。
記帳代行を利用する最大の目的は、専門知識を要する煩雑な入力作業を手放し、正確な経営数値を担保しながら、社内のリソースを売上創出などのコア業務に集中させることにあります。
記帳代行と経理代行の違いと外注範囲
外部委託を検討する際、記帳代行とよく混同されるのが、「経理代行」です。
記帳代行は、すでに発生した取引の結果を会計ソフトに入力し、帳簿を作成する「記録業務」に特化しています。
一方の経理代行は、記帳業務に加えて、取引先への請求書の発行、インターネットバンキングを通じた振込や支払いの代行、従業員の給与計算など、リアルタイムに発生する「経理業務全般」を包括的にサポートするサービスです。
▷経理代行とは?費用や選定方法からメリット・デメリットまで解説|経理代行おすすめサービス15選
税理士に依頼する場合、記帳代行は基本サービスやオプションとして提供されていますが、振込代行などの広範な経理代行まで引き受けてくれるかどうかは事務所の方針によって異なります。
自社がどこまでの業務を手放したいのか、事前に外注範囲を明確にしておくことが重要です。
▷記帳代行と経理代行の違いとは?業務内容・料金相場やメリットなど細かい違いも解説
【重要】税務申告は税理士の独占業務
記帳代行という作業自体は、特別な資格がなくても行うことができます。
しかし、作成された帳簿をもとに行う「決算書の作成」や「法人税・所得税の確定申告(税務代理)」、および個別具体的な「税務相談」は、税理士法で定められた税理士の独占業務です。
無資格者がこれらの業務を有償で行うことは法律で固く禁じられています。
税理士に記帳代行を依頼する最大の強みは、日々の帳簿作成から毎年の決算・確定申告までを、法的リスクなくワンストップで完全に任せられる点にあります。
▷経理代行は税理士法違反?違法になるケースと安全な業者の選び方を徹底解説
税理士と記帳代行専門業者の違いを徹底比較
記帳代行の主な依頼先として、「税理士事務所」と「記帳代行専門業者(オンラインBPOを含む)」の2つが挙げられます。
両者は得意とする領域や料金体系が大きく異なるため、それぞれの特徴を正しく理解し、自社の目的に合わせて比較検討することが重要です。
| 比較項目 | 税理士事務所 | 記帳代行専門業者 |
|---|---|---|
| 主な対応業務 | 記帳代行、決算、申告、税務相談 | 証憑の整理、データ化、仕訳入力、帳簿作成 |
| 確定申告の代行 | 可能(税理士の独占業務) | 不可(別途税理士への依頼や自社対応が必要) |
| 年間コストの傾向 | 比較的高額(顧問料+決算料が発生) | 比較的安価(作業量に応じた従量課金が多い) |
| 節税・経営アドバイス | 対応可能(プロ視点でのコンサルティング) | 原則不可(記帳作業に特化) |
| 税務調査の立会い | 対応可能(代理人として交渉可能) | 不可 |
▷記帳代行とは?業務効率を劇的に高める活用ガイド|料金相場・メリット・失敗しない選び方を徹底解説
対応可能な業務範囲と税理士資格の有無
税理士事務所と専門業者の最も決定的な違いは、税理士資格の有無に伴う「対応可能な業務範囲」です。
記帳代行専門業者は、領収書のデータ化や仕訳入力といった帳簿作成のプロセスに特化してサービスを提供しています。
しかし、作成された帳簿を用いた決算書の作成や、税務署への確定申告を代行することは法律上できません。
一方、税理士事務所であれば、日々の記帳業務から決算、確定申告、年末調整、各種税務届出までをすべて一貫して任せることが可能です。
専門業者を利用して申告まで完了させるためには、最終的に自社で申告手続きを行うか、提携する税理士に帳簿データを引き継ぐというフローが必要になります。
▷決算書の簡単な作り方とは?エクセルで作成する手順や無料テンプレート、決算書を自分で作るリスクも紹介
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▷決算代行(申告のみ)の費用相場は?税理士に依頼するメリット・デメリットと失敗しない選び方を徹底解説
料金体系とランニングコストの大きな違い
提供する価値と業務範囲が異なるため、料金体系と年間にかかるランニングコストにも明確な差が生じます。
記帳代行専門業者は、月間の仕訳件数に応じた従量課金制や、業務範囲を絞った安価な月額定額制を採用しているケースが多く、毎月のコストを最小限に抑えやすいのが特徴です。
対して税理士事務所に記帳代行を依頼する場合、記帳オプション費用のほかに、ベースとなる「月額顧問料」が毎月発生するのが一般的です。
さらに、法人の決算期には月額顧問料の4〜6ヶ月分に相当する「決算・申告料」が別途請求されることが多くなります。
年間トータルの費用で比較すると、専門業者は安価に収まりやすく、フルサポートを提供する税理士事務所は高額になる傾向があります。
税務調査対応や経営アドバイスの有無
税務調査への対応力や、経営に対する専門的なアドバイスの有無も重要な比較ポイントです。
税理士と顧問契約を結んでいる場合、万が一税務調査が入った際にも税理士が立ち会い、税務署の調査官に対して適切な対応や交渉を行ってくれます。
また、毎月作成される試算表の数字をもとに、合法的な節税対策や資金繰りの改善、今後の投資計画に関するプロの視点からのアドバイスを受けられるのは、税理士ならではの大きな付加価値です。
一方で記帳代行専門業者のミッションは、あくまで「正確な帳簿を期日通りに納品すること」にあります。
そのため、個別の税務相談に乗ることや、経営戦略に対するコンサルティングは基本的なサービス内容に含まれていません。
違法業者に注意!税理士法違反のリスク
記帳代行専門業者を選ぶ際に、企業側が最も注意しなければならないのが「税理士法違反」のリスクです。
近年、低価格を強みとする無資格の代行業者が、本来は税理士の独占業務である「確定申告書の作成」や「個別具体的な税務相談」まで違法に請け負ってしまうケースが指摘されています。
もし無資格業者に申告を依頼し、税務上の誤りや申告漏れが発覚した場合、最終的なペナルティである追徴課税を負担するのは依頼した企業自身です。
さらに、違法業者に対して適切な法的責任を追及できないといったトラブルに発展する恐れもあります。
専門業者やオンラインBPOを活用する際は、申告業務を自社で行うのか、それとも業者が提携する税理士法人が責任を持って行う適法なスキームが組まれているかを必ず確認してください。
▷記帳代行サービス比較15選!料金相場や失敗しない選び方、税理士法違反のリスクまで徹底解説
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ちなみにタクシタ経理では中小企業が直面する「一人経理」「急な退職」「属人化」「人手不足」やその他多くの課題を解決する手法を提供可能です。
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税理士の記帳代行・顧問料の最新費用相場
税理士に記帳代行を含めた経理業務を依頼する場合、年間トータルでどの程度のコストがかかるのかを事前に把握しておくことは非常に重要です。
ここでは、2026年現在の一般的な市場データをもとに、月額顧問料や記帳代行オプションの相場と、近年の価格改定の動向について解説します。
法人と個人事業主別の月額顧問料の目安
税理士報酬のベースとなる月額顧問料は、事業形態(法人か個人か)や年間売上高、そして税理士との面談頻度によって大きく変動します。
法人で年商1,000万円から3,000万円クラスの中小企業の場合、月額15,000円から30,000円程度が一般的な目安となります。
年商が3,000万円から1億円規模になると、取引の複雑さや相談事項も増すため、月額30,000円から60,000円程度が相場です。
一方で個人事業主の場合は、法人よりも税務処理が比較的シンプルなため、月額10,000円から20,000円前後に収まるケースが多く見られます。
▷個人事業主の方が経理代行を利用するメリットや費用相場、業者の選定方法を解説
記帳代行オプションと決算・確定申告料
記帳代行の費用は、月額顧問料には含まれず「オプション料金」として別途加算されるのが一般的です。
多くの事務所では仕訳件数に応じた従量課金制を採用しており、月の仕訳数が200件未満であれば月額15,000円前後、500件程度であれば月額30,000円前後が相場とされています。
さらに、法人の決算申告や個人の確定申告を行う時期には、月額顧問料の4ヶ月分から6ヶ月分に相当する「決算料・申告料」がスポットで発生します。
これらを合算すると、売上規模3,000万円から5,000万円の法人が顧問契約と記帳代行をフルで依頼した場合、年間のトータルコストは50万円から80万円程度になるのが標準的な水準です。
インボイス等に伴う税理士報酬の値上げ動向
近年、税理士業界全体において顧問料や記帳代行費用の緩やかな値上げ(価格改定)が進行しています。
その最大の背景にあるのが、インボイス制度や電子帳簿保存法の導入に伴う確認作業の複雑化と、税理士事務所側の深刻な人手不足です。
適格請求書発行事業者の登録番号の照合や、消費税区分の細分化など、1仕訳あたりの処理負荷が従来よりも大幅に増加しました。
その結果、従来の料金体系では採算が合わず、月額顧問料に5%から10%程度を上乗せしたり、年間数万円の「インボイス・電帳法対応料」を別途加算したりする事務所が増加しています。
税理士に記帳代行を依頼する3つのメリット
記帳代行という作業自体は専門業者に任せることも可能ですが、あえて税務の専門家である税理士に依頼することには独自の価値があります。
ここでは、税理士に記帳代行を委託することで企業が得られる3つの大きなメリットを解説します。
経理負担を削減しコア業務に集中できる
最大のメリットは、社内の経理担当者や経営者自身の事務負担を劇的に削減できる点です。
インボイス制度や電子帳簿保存法の導入により、領収書1枚を処理するだけでも複雑な確認作業が求められるようになりました。
これらの最新の法令に精通した税理士に記帳を任せることで、社内で制度変更をキャッチアップし、細かな仕訳ルールに頭を悩ませる時間がなくなります。
創出された時間とリソースを、営業活動や新規事業の開拓といった、企業の売上や利益に直結するコア業務に集中投資することが可能になります。
正確な帳簿作成で税務調査リスクを低減
税理士が作成、あるいは専門的な視点で監修した帳簿は、高い正確性と信頼性を持ちます。
税法に基づいた正しい勘定科目の選択や、経費として認められるかどうかの適切な判断が行われるため、意図せぬ脱税や申告漏れのリスクを未然に防ぐことができます。
また、万が一税務調査の対象となった場合でも、日々の記帳から税理士が関与しているという事実そのものが、税務署に対する一定の信頼担保として機能します。
調査の場においても税理士が代理人として的確な説明を行ってくれるため、企業側の心理的・物理的な負担を大幅に軽減できます。
節税対策や資金繰りの専門的なアドバイス
税理士に記帳代行を依頼すると、単なる過去の記録だけでなく、将来の経営に活かせる専門的なアドバイスを受ける機会が得られます。
税理士は毎月の試算表を通じて自社の財務状況をリアルタイムに把握しているため、「今期はこのままいくと利益が出すぎるから、早めに決算対策の投資をしよう」といった合法的な節税の提案が可能です。
また、金融機関から融資を受ける際にも、税理士が作成した正確な試算表や決算書は高く評価されます。
中長期的な資金繰り表の作成支援や、設備投資のタイミングなど、経営のパートナーとしてのアドバイスが期待できる点は、税理士ならではの大きなメリットと言えます。
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ちなみにタクシタ経理では中小企業が直面する「一人経理」「急な退職」「属人化」「人手不足」やその他多くの課題を解決する手法を提供可能です。
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税理士への記帳代行依頼で生じやすい不満
税理士への依頼はメリットが多い一方で、導入後に「期待していたサービスと違った」と不満を抱くケースも存在します。
ここでは、実際に税理士へ記帳代行を依頼した企業が直面しやすいリアルな悩みや、ミスマッチの事例を紹介します。
顧問料が高いのにアドバイスがないケース
企業から最もよく聞かれる不満の一つが、毎月高額な顧問料を支払っているにもかかわらず、経営や節税に関する有益なアドバイスがほとんどないというケースです。
これは、記帳代行の事務作業そのものに税理士や担当スタッフの時間が奪われてしまい、本来期待されていたコンサルティング業務に十分なリソースを割けないことが背景にあります。
その結果、年に数回の決算や確定申告の時期にしか連絡が来ず、単なる「入力作業の代行」に対して高い費用を払い続けていると不満を感じてしまうのです。
自社が税理士に対して「作業の丸投げ」を求めているのか、それとも「経営の壁打ち相手」を求めているのか、事前の期待値調整が不足しているとこのようなギャップが生じます。
IT対応の遅れと試算表納品のタイムラグ
税理士事務所によっては、いまだに紙の領収書や通帳コピーの郵送を前提としており、クラウドツールへの対応が遅れている場合があります。
企業側がペーパーレス化やビジネスチャットでのスムーズな連携を希望しても、「従来通り紙で郵送してほしい」と指定され、結局アナログな前工程の手間が減らないというミスマッチが起こりがちです。
また、紙ベースのやり取りや手入力に依存していると、記帳処理に物理的な時間がかかり、月次試算表の納品が翌々月以降になることも珍しくありません。
納品に大きなタイムラグが生じると、現在の正確な財務状況をリアルタイムで把握できず、迅速な経営判断や資金繰りの対策に活用できないという致命的なデメリットにつながります。
記帳代行を受けない税理士が増加している
近年、税理士業界の慢性的な人手不足や、インボイス制度対応などによる業務負荷の増加を背景に、記帳代行に対するスタンスが大きく変化しています。
多くの税理士事務所では、手間の掛かる記帳代行業務を削減し、企業自身でクラウド会計ソフトに仕訳を入力する「自計化」を強く推奨する傾向にあります。
そのため、純粋に記帳作業だけを外部に丸投げしたいと考えて税理士を探しても、新規の記帳代行案件を請け負ってくれないケースが増加しているのが実情です。
引き受けてもらえる場合であっても、高額なオプション料金が設定されていることが多く、予算に見合う費用対効果が得られにくくなっています。
▷税理士への「記帳代行」と経理代行への「丸投げ」の違いとは?費用相場やメリット・注意点を徹底解説
自社に最適な依頼先は?失敗しない選び方
税理士と記帳代行専門業者の特徴やメリット・デメリットを踏まえたうえで、自社にとってどちらの依頼先が最適なのかを見極める必要があります。
ここでは、それぞれの依頼先がどのような企業に向いているのかという判断基準と、業者選びで失敗しないための重要な確認ポイントを解説します。
税理士事務所への依頼がおすすめな企業
税理士事務所への依頼は、単なる作業の代行だけでなく、税務のプロフェッショナルとしての専門的なアドバイスを求めている企業に最適です。
例えば、今後の事業拡大に向けて積極的な節税対策を行いたい場合や、金融機関からの資金調達を視野に入れており、銀行からの信頼性が高い決算書を作成したい企業に向いています。
また、過去に税務調査で指摘を受けた経験があるなど、税務リスクに対して万全の備えをしておきたい場合も、代理人として対応してくれる税理士の存在が不可欠です。
多少のコストがかかっても、日々の記帳から最終的な税務申告までを一つの窓口で完結させ、絶対的な安心感を得たいという企業におすすめの選択肢となります。
代行業者やBPOへの依頼がおすすめな企業
記帳代行専門業者やオンラインBPOへの依頼は、日々の煩雑な入力作業だけを外部に切り出し、ランニングコストを最小限に抑えたい企業に適しています。
すでに顧問税理士と契約しているものの、税理士の記帳代行オプションが高額なため作業のみを別の業者に委託したいケースや、確定申告は自力で行える個人事業主などに最適です。
さらに、記帳業務だけでなく、請求書の発行、インターネットバンキングでの振込代行、給与計算といったバックオフィス業務全般をまとめて効率化したい場合は、業務範囲の柔軟性が高いオンラインBPOサービスが力を発揮します。
▷【タイプ別】バックオフィス代行サービスおすすめ10選!費用相場や相性の良いサービスを選ぶポイントは?
最新のクラウド会計ソフトやビジネスチャットを活用し、ペーパーレスかつスピーディーな連携を希望する企業にとっても、ITリテラシーの高い代行業者は強力なパートナーとなります。
業務範囲とセキュリティ体制の事前面確化
依頼先が税理士であれ専門業者であれ、契約後に後悔しないためには、事前の詳細なすり合わせが非常に重要になります。
まず、提示された基本料金に含まれる業務の範囲と、追加料金が発生するオプションの境界線を細かく確認し、自社が担うべき作業を明確にしておきます。
専門業者を利用する場合は、確定申告の代行が含まれていないことや、無資格での税務相談など税理士法に抵触する業務を行っていない適法なサービスであるかを必ずチェックしてください。
また、企業の根幹に関わる財務データや取引先の情報を外部に預けることになるため、強固な情報セキュリティ体制が構築されているかの確認も欠かせません。
機密保持契約(NDA)の締結はもちろん、データの送受信環境やアクセス権限の管理方法について、納得のいく説明をしてくれる依頼先を選ぶことがアウトソーシング成功の鍵となります。
3分でわかるタクシタ経理
ちなみにタクシタ経理では中小企業が直面する「一人経理」「急な退職」「属人化」「人手不足」やその他多くの課題を解決する手法を提供可能です。
特に「急な退職・休職・産休」などについては最短5日でマニュアル等不要で開始することができるため、リカバリー手段としても有力です。

記帳代行の依頼から業務開始までの流れ
記帳代行を導入し、実際に日々の経理業務がスムーズに回り始めるまでには、適切な準備と手順を踏む必要があります。
ここでは、税理士や専門業者へ問い合わせをしてから、正式に業務が開始されるまでの一般的なプロセスを4つのステップに分けて解説します。
STEP1:経理課題の把握と相見積もり
外部委託を検討するにあたり、まずは自社の現状と解決すべき経理課題を社内で洗い出します。
毎月どの程度の仕訳件数が発生しているのか、紙の領収書や請求書がどのくらいあるのか、記帳だけでなく振込や請求書発行も任せたいのかなど、外注したい業務のボリュームと範囲を明確にします。
自社のニーズが整理できたら、条件に合いそうな複数の税理士事務所や記帳代行業者をピックアップし、相見積もりを依頼します。
ウェブサイト上の基本料金だけでなく、実際の仕訳件数や必要なオプションを伝えたうえで正確な見積もりを出してもらうことが重要です。
また、この段階で初回面談やオンラインミーティングを実施し、担当者の対応スピードやコミュニケーションの取りやすさも評価しておきます。
STEP2:プラン選定と機密保持契約締結
各社からの見積もりと提案内容を比較し、費用対効果が最も高く、自社の課題解決に直結する依頼先とプランを選定します。
このとき、月額料金に含まれる業務と追加料金が発生するオプションの境界線を最終確認し、「丸投げできると思っていた作業が実は自社対応だった」といった認識のズレをなくしておきます。
依頼先が決定したら、正式な業務委託契約の締結へと進みます。
記帳代行では、銀行口座の入出金履歴や取引先の情報、役員報酬など、企業の極めて重要な機密情報を取り扱うことになります。
そのため、業務委託契約書と併せて、必ず機密保持契約(NDA)を締結し、情報漏洩を防ぐための法的な安全網を確保してください。
STEP3:必要書類の準備と共有ルール設定
契約が完了すると、実際に記帳作業を行うための初期設定と運用ルールの構築に移ります。
まずは、事業のお金の動きを証明するための各種証憑(しょうひょう)書類を準備します。
具体的には、銀行口座の通帳コピー(またはウェブ明細)、現金で支払った際の領収書やレシート、発行および受領した請求書、クレジットカードの利用明細などが該当します。
同時に、これらの書類を「誰が・いつ・どのような方法で」依頼先へ共有するのかという運用ルールを明確に定めます。
毎月の締め日を設定し、紙のまま郵送するのか、それともスキャンしてデータで送るのか、提出のフローを社内で固定化することが、処理の遅延を防ぐための重要なポイントです。
STEP4:クラウドを活用したデータ連携
近年は、電子帳簿保存法の定着もあり、紙の郵送ではなくクラウドシステムを活用したデータ連携が主流となっています。
自社で導入しているクラウド会計ソフトがある場合は、依頼先の担当者に対して適切なアクセス権限を付与するためのアカウント招待を行います。
また、スキャンした領収書やPDFの請求書データを安全に受け渡しするために、専用のクラウドストレージに共有フォルダを構築します。
不明点や用途が分からない出金があった際の連絡手段として、ビジネスチャットツールへの招待も済ませておくとコミュニケーションが円滑になります。
このようなシステム環境の構築と初月のテスト運用を経て、問題がなければ日々の記帳代行実務が本格的にスタートします。
経理最適化にはクラウド会計×BPOが有効
記帳代行の依頼先として税理士と専門業者の特徴を比較してきましたが、近年最も注目されているのが「クラウド会計とオンラインBPOを組み合わせたハイブリッド型」の運用です。
ここでは、記帳代行の導入でつまずきやすい課題を解消し、経理体制を抜本的に最適化するための仕組みづくりについて解説します。
記帳代行でつまずきやすい「前工程」の課題
税理士や代行業者に記帳を依頼した企業の多くが、「丸投げできると思っていたのに、結局自社の作業が減らなかった」という悩みを抱えています。
その原因は、仕訳入力を外部に任せるための「前工程」にあります。
紙の領収書をかき集めてスキャンしたり、メールやチャットでバラバラに届く請求書を一つのフォルダに整理したりする作業は、基本的に自社で行わなければなりません。
また、用途が不明な経費について税理士から質問が来た際、その内容を確認して回答するコミュニケーションの工数も発生します。
記帳代行を真の意味で効率化するためには、この「資料回収からデータ共有までの前工程」をいかに仕組み化し、スムーズに代行側へパスできるかが重要になります。
税理士と連携するハイブリッド運用が最適解
前工程の課題を解決し、コストと品質のバランスをとるための有効な手段が、オンラインBPOサービスと税理士の「ハイブリッド運用」です。
日々の面倒な証憑整理やクラウド会計ソフトへの仕訳入力は、ITツールの扱いに長け、コストを抑えやすいBPO事業者に委託します。
そして、BPO事業者が作成した帳簿データに対する最終的な税務チェックや、毎年の確定申告、経営へのアドバイスといった専門領域のみを顧問税理士に依頼するのです。
クラウド会計ソフトを利用していれば、BPO事業者と税理士に対して同時にアクセス権限を付与するだけで、リアルタイムかつシームレスなデータ連携が可能になります。
これにより、税理士の記帳代行オプションという高額なコストを削減しつつ、税務リスクを完全に排除した理想的な経理体制を構築できます。
拡張性の高いバックオフィス支援「タクシタ 経理」
自社の経理体制をクラウド化し、税理士と連携できるスムーズな業務フローを構築したい企業には、オンラインBPOサービス「タクシタ 経理」の活用をおすすめします。
タクシタの経理代行サービスでは、お客様が現在ご利用中のクラウド会計ソフトをそのまま活かし、領収書のデータ化から日々の記帳業務までをプロの事務チームが正確に代行します。
単なる作業の代行にとどまらず、お客様の状況に合わせた効率的な「データ共有のルールづくり」からサポートするため、導入時の前工程の負担も最小限に抑えられます。
さらに、事業の成長に合わせて、請求書の発行や従業員の給与計算、振込代行など、バックオフィス業務全般へと柔軟に対応範囲を広げることが可能です。
税理士への相談業務は残しつつ、社内の煩雑な入力作業だけを切り出して本業に集中したい方は、ぜひ一度タクシタ 経理のサービス詳細をご覧ください。
記帳代行の料金・費用が気になるなら「月額3.8万円〜」のタクシタ 経理がおすすめ

経理業務のコストと負担を大幅に削減したい企業様へ月3.8万円〜の低価格で提供する「タクシタ 経理」をご紹介します。
確かな実績と安心の継続率
リリース2年でタクシタシリーズ累計1,000社以上の導入実績
短期間で多くの中小企業に選ばれており、確かなノウハウと信頼性があります。
バックオフィス体制の安定を長期サポート
質の高いサービス提供により、多くのお客様に対して長期的なバックオフィス体制の安定を実現しています。
専門性・品質を保証する体制
厳選されたプロ人材
日商簿記1級、全商簿記1級保有者も多数在籍するなど高度な専門知識を持つ優秀なプロ人材が貴社経理をサポートします。
マニュアル不要で業務開始
経験豊富なスタッフが業務整理を代行するためお客様側のマニュアル準備や業務整理は不要です。
そのため、スムーズに経理代行を開始できます。
上場企業クオリティのセキュリティを担保
機密性の高い経理情報を預かるサービスとして上場企業と同等の高いセキュリティ基準を確保しています。
柔軟なコミュニケーション対応
Chatworkに加え、Slack、Teams、LINEWORKSなど、お客様が使い慣れたコミュニケーションツールに対応しています。
圧倒的なコスト削減と効率化
圧倒的なコストパフォーマンス
月額3.8万円(税込41,800円)〜という低価格を実現。クラウド会計やデジタルツールの徹底活用により人件費と比較しても高いコスト削減効果を発揮しています。
デジタル化による効率的な業務フロー
紙ベースのやり取りを極力廃止し、チャットやデータ連携を主体とした業務フローを構築。
業務のスピードと正確性を向上させています。
チケット制で費用を無駄にしない
依頼時間を細かく管理するチケット制のため、余った時間は他の業務に割り振ることが可能です。
また、翌月への繰越も可能です。
中小企業の課題に特化した支援
幅広い業務範囲をカバー
主要な記帳代行はもちろん請求書発行、給与計算、経費精算といった日常業務を一手に引き受け、実務負担を大幅に軽減します。
属人化解消と標準化に貢献
専任担当者がいない中小企業の属人化解消、業務の標準化に貢献。
社長や兼任担当者の経理にかける時間をゼロに近づけ事業成長を後押しします。
費用対効果が高く、信頼できる経理アウトソーシングをお探しなら、ぜひ「タクシタ 経理」にご相談ください。
3分でわかるタクシタ経理
タクシタ経理では中小企業が直面する「一人経理」「急な退職」「属人化」「人手不足」やこれから記事内で説明をする課題を解決する手法を提供可能です。
特に「急な退職・休職・産休」などについては最短5日でマニュアル等不要で開始することができるためリカバリーとしても有力です。

タクシタ経理の事例3選
株式会社Cielo Express 様:社長の経理業務時間が月80時間からゼロに!
課題と効果
株式会社Cielo Express様は社長自身が経理業務を担うことにより月80時間もの時間を費やし、本業推進の大きな足かせとなっていました。
そこで、タクシタ 経理導入によって経理業務を完全にアウトソース。
社長は経理作業から完全に解放され、本業に専念できる環境を獲得し、事業成長を加速させました。
詳しい事例はこちら
大村製本株式会社 様:属人化していた経理業務を標準化し急な退職リスクを回避!
課題と効果
大村製本株式会社様は紙ベースの煩雑な経理作業が特定の担当者に属人化しており、高い退職リスクを抱えていました。
業務のデジタル化と標準化を推進したことで、属人化リスクを解消。
経理担当者の心理的負担も軽減し、安定した事業継続体制を確立しました。
詳しい事例はこちら
株式会社ライトデイ 様:高額な税理士の丸投げから脱却しコストと手間を削減!
課題と効果
株式会社ライトデイ様は高額な費用を払って税理士にすべて丸投げしていましたが、費用対効果に疑問を感じていました。
タクシタ 経理に依頼することで、税理士費用を大幅に削減。
同時にクラウド会計の活用を推進し、経理業務のコストと手間を最小限に抑えることに成功しました。
詳しい事例はこちら
まとめ:最適な記帳代行で本業に集中しよう
記帳代行は、単なる事務作業の外注ではなく、企業が本業の成長にリソースを集中させるための重要な経営判断です。
税務申告や経営アドバイスまでワンストップで任せたい場合は税理士が、日々の入力作業を切り出してコストを抑えたい場合はオンラインBPOなどの専門業者が適しています。
また、記帳作業はBPOに委託し、最終的な税務の確認や申告のみを顧問税理士に依頼するハイブリッドな運用も、コストと品質のバランスをとる有効な手段です。
本記事で解説した費用相場や選び方のポイントを参考に、自社の課題解決と事業成長を後押しする最適なパートナーを見つけてください。